「お肌にはコラーゲンが良い?」
少し前まで(今も?)よく耳にする言葉ですね。
何故この言葉が強く信じられて広まったかというと、
その一つには皮膚(表皮)の下層に位置する“真皮”の主成分がコラーゲンだからでしょう。
以前にも触れた「酢を飲むと体が柔らかくなる」のと似たような発想ですね。
お肉を酢に漬けると柔らかくなるという現象から、そう考えられたそうですが、
まさに、直線的なものの見方です。
酢もコラーゲンも胃の中に入れば、“消化”されます。
酢は酢酸やクエン酸、コラーゲンはアミノ酸に分解されます。
なので、“そのまま”活用されることは考えづらいのです。
かと言って、材料の一部であるのは確かのなので、100%活用されないとも断言できません。
この視点から言えば、組織を構成する為に必要な栄養素(ビタミンCや鉄)も摂るのが、
普通でしょう(2型コラーゲンなど体内で作られにくくなるものもありますが)。
何事も“バランス”です。
土台づくりの考え方もこれを大切にしていきましょう。
ということで、「膝周りの強化(栄養面)」はこの観点を持つのをオススメします。
今日も“Sweet Fitness”に来てくれてありがとうございます。
明日は「膝周りの強化(運動面)」について触れていく予定です。
良ければ、また読みに立ち寄ってください。